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少女ゴーグル(作 ジュヌヴィエーヴ・カストレイ / 訳 村上史子 )

2,530円

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2016年に35歳の若さでこの世を去ったジュヌヴィエーヴ・カストレイ。 ドローン・フォークのÔ Paonや、K RecordsからリリースしていたWoelvなどの音楽活動と同時にイラストレーター、コミック作家でもあった彼女。 本作は2013年に出版された初のコミック作品の日本語版です。 辛い幼少期の記憶、彼女を救ったパンク・ロックとアート、創作家である作者自身の生い立ちを振り返った自伝的コミック。 ========================== 主人公は80年代、90年代を若いシングルマザーの母とカナダ・ケベックで過ごす空想家の少女、ゴーグル。 共に暮らす義父は彼女に無関心で、実の父は遠方に住みほとんど会うことがない。 そんなつらい日々の中、彼女を救ったのは絵を描くこと、パンク・ロックを聴くこと、そして「いつの日か自立してみせる」という強い気持ちだった。 だが、同時にその悪質な家庭環境は幼いゴーグルに確実に影響を及ぼし彼女のアイデンティティの一部となっていた。 ジュヌヴィエーヴ・カストレイのグラフィック・ノベルでのデビュー作である「少女ゴーグル」(原題:SUSCEPTIBLE)は、作者の豊かな表現力で感受性豊かな少女の思春期、家族、そして別れなどが繊細に描かれており、心に深く残る痛烈な作品だ。実際にストーリーはカストレイの生い立ちを基に書かれており、この作品には彼女の内に秘めてきた思いや語られることのなかった秘話が込められている。 どうしようもない大人の中で、子供が自ら一番大人にならなければいけなかった「無垢の喪失」の物語である。 ジュヌヴィエーヴは、コミック、ヴィジュアル・アート、音楽の分野で長く愛され続けているアーティスト。 彼女が生み出す作品には静けさ、穏やかさ、絶望といった表現の中に独特の感性がある。 カストレイの細部にまで行き届く鋭い視点と苦労に満ちた過去を深く掘り下げる大胆な思考が「少女ゴーグル」を感動的な作品へと導いている。 人の心を打つ正直さで、カストレイはある少女のむごたらしいまでに混乱した子供時代の転換期を見事に蘇らせている。それはその少女を一生悩ませるような経験だったはずだ。最後のページを読んだ私は、本を閉じ、そのシンプルかつ完璧な結末を思って少し泣いた。 -ミランダ・ジュライ 『一番ここに似合う人』著者 家族、そしてその悲しみを描いた表現が読む者の心を深く揺さぶり、丁寧な画力と物語る力が1つ1つの断片を繋ぎ昇華させる。 -オースティン・クロニクル紙 (出版元より) 発売日:2016.8 出版社:PRESSPOP サイズ:30.5cm x23 cmx 1.2cm ページ数:80

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