1970~80年代自選作品集。静かで、深い、思索の結晶。
自選集の二冊目は70年代から80年代の作品収録。『人名詩集』より、『自分の感受性くらい』『寸志』より、「最晩年」「山本安英の花」「百年目」など。
*詩篇
詩集 人名詩集 より
握手/スペイン/わたしの叔父さん/浄光寺/四月のうた/くりかえしのうた/大国屋洋服店/見知らぬ人/兄弟/王様の耳/吹抜保/箸/居酒屋にて/売れないカレンダー/知/トラの子/古譚
詩集 自分の感受性くらい
詩集と刺繍/癖/自分の感受性くらい/存在の哀れ/知命/青年/青梅街道/二人の左官屋/夏の声/廃屋/孤独/友人/底なし柄杓/波の音/顔/系図/木の実/四海波静/殴る/鍵
詩集 寸志 より
子供時代/高松塚/幾千年/問い/落ちこぼれ/おおとら/道しるべ/冷えたビール/笑って/この失敗にもかかわらず/花ゲリラ/聴く力/聞き星/言葉の化学/訪問/賑々しきなかの/寸志/隣国語の森
*エッセイ
金子光晴――その言葉たち/最晩年/山本安英の花/花一輪といえども/谷川俊太郎の詩/祝婚歌/驚かされること/机が似合わない/井伏鱒二の詩/散文/東北弁/百年目/清談について/「戒語」と「愛語」/美しい言葉とは/おいてけぼり/いちど視たもの/ハングルへの旅 より(扶余の雀/動機/師)/晩学の泥棒/ものに会う ひとに会う(ソウル/全州/南原)
初出一覧
茨木のり子著作目録
(出版元より)
出版社:筑摩書房
判型:文庫判
ページ数:416